ディスクを割って話そう①

お久しぶりです。ゆめはらです。

10日間に及ぶGWがついに終わりを迎えました。
カレンダーを何度睨めつけようが、無慈悲な5月7日の表示が不思議な力で巻き戻ることはありませんでした。
次に目が覚めたときには全国の鉄道会社が倒産していると良いと思います。

さて、皆さんはこの連休を有意義に過ごせましたでしょうか。
ぼくはと言えば初日から実家に転がり込み、アズレンを周回しながら映画を眺め、空いた時間は無限に実家の犬(満2歳)を煽って暇を潰していました。

つまりどういうことかと言うと、ぼくはこの連休を不毛に浪費したことを自負しており、すなわち書くべきことが何もありません。
犬を挑発する効果的な方法でも伝授したほうが良いでしょうか。
姿勢を低く保ち、精神年齢を限界まで引き下げるのがコツです。

というわけで観てた映画の感想でも書いてお茶を濁しておこうと思います。
基本的にMCUの過去作品を食い散らかしていました。
アベンジャーズの最新作を観るために付け焼き刃の知識だけでも身に着けようという浅ましい考えが容易く見て取れます。
何年も前の作品ですので今さらネタバレもないかとは思うのですが、せっかくだから自力で観たいという方はこの先見たり見なかったりしてください。

・アベンジャーズ
シリーズ一作目。
ぼくはアイアンマン1とキャプテンアメリカを予備知識にして観ました。
アクション映画としては個人的に文句なしかなと思います。
個々のヒーローの掘り下げは少なく、どちらかといえばお披露目会に近いですね。
ただここでは最初に仲間割れをしてたこと、コールソンの死で団結したことがひとつテーマかなと思います。
後にCWでも語られることですが、ヒーローはそれぞれ正義のあり方が違います。
出会って数日でそれらが中庸されるわけもなく、敵を前にしてもバラバラでした。
それが仲間の死によって初めてアベンジという共通の目的を得て、ひとつに纏まるというストーリーは丁寧でキレイです。おすすめ。

・アベンジャーズ エイジオブウルトロン
愚かにも連続で2作目を観ました。
事前知識はウィンターソルジャーのみ。
もともとキャップが好きで、CWを観るのが目的だったので補間的な。
一言で感想を言うと糞です。
わりとここでMCUシリーズ観るのやめようかなと思うくらいには酷かったです。
まずウルトロンが生まれるまでは良いです。
トニーのバックボーンからも納得できるし、この失敗からどう立ち直るかが見せ所さんなわけです。
それでトニーはどうしたかというと、殊勝そうにするでもなく、謝るでもなく、何なら開き直ってもう一回ウルトロン作ろうとしてます。また秘密裏に。
意味がわかりません。何も成長していない……。
せめて皆に説明して、そこで反対されて仲間割れするならわかるんですが。
アイアンマン2,3観てないせいですかね。トニーに自信ニキの解説求む。
それからX-MENの姉弟がアベンジャーズに寝返るのも意味不明です。
ウルトロンの理想が自分たちのそれと違ってたのはわかります。でもお前らトニーに恨みがあって敵対してたんちゃうんかと。
敵と戦ったらお前もアベンジャーズな！とかいうキャップとバートンの謎理論によりなあなあで加入した感が凄かったです。なぜ第三勢力になれなかった。
そして最後にクライマックスの締まらなさ。
ぽっと出のヴィジョンが死にかけのウルトロンを殴り倒してクッソ呆気なく幕引きなのですが、その後なんにも語られません。
犠牲は大きかったが勝ててよかったみたいな雰囲気で終わります。
いろんな伏線も全部投げっぱなしにして、もはや一本の映画としてすら完成してない始末。
これは後のCWに繋ぐ目的もあったのでしょうが、それにしても虚無でした。絶対に観ないほうが良いです。

ちょっと長くなりすぎたので一旦切ります。
明日にでも続きを書ければと思います。
今日はそんな感じで。