社畜ビスケット

はたらきそう

汁なし豚骨4月バカ

お久しぶりです。ゆめはらです。

本日より新年度がスタートしました。
当然ぼくもこの土地に引っ越した目的を果たすべく御社に赴いた訳ですが、いつの世もヒエラルキーの最下層民に課されるしきたりは似たようなものです。
この冗長かつ形式ばった不毛な儀式を経て、晴れてぼくは御社から弊社へと呼称のランクアップを許されました。
ちなみにぼくの仕事に対する心構えは特にランクアップする様子はありません。日々下降気味です。

さて新年度の開始に合わせて新たな元号も発表されたわけですが、個人的には名前はともかく、何もこの日に公表せんでもと思わなくもなかったです。
4月1日は全世界的にエイプリルフール。
令和が通ればタピオカもまかり通る日です。
だからぼくは明日になるまで新元号タピオカ説を諦めません。
あとなんか令和は麻雀のつよそうな役に見えないですか?レイホウ。

などと下らないことを考えながら退勤ラッシュに巻き込まれつつ最寄り駅に着くと、新たにウマそうなラーメン屋を見つけました。
こいつはいつも気がつくとラーメンを食っています。
一時期は身体が麺で出来ていました。
油でべっとりしたカウンターでねっとり注文したのは汁なし豚骨650円。
価格破壊か?全世界の二郎系が滅ぶぞ。
味もそこそこ、量もリスペクト系よりちょい少ないくらいで、ニコニコで店を出ました。満点。

ウキウキで家に帰りがてら、アイスでも食うか(デブカツの発想)とコンビニに突入しレジに並んでいると、前の女性が財布の小銭を派手に溢しました。
しょうがねぇな(悟空)とばかりに一緒に拾うと、思わぬ感謝のされようで、いえいえそんな大したことはコポォフォカヌポゥと口を開きかけたその瞬間、ゆめはらに電流走ります。

――ワイ、にんにくてんこ盛りのラーメンを完飲済……!

ここで口を開けば、拾った小銭の金額以上のダメージを全方位に撒き散らすテロを起こしかねないと瞬時に悟ったぼくは、言葉の通じないアジア系外国人のふりをしてマジキチスマイルを振りまき、事なきを得ました。

きっとあのお姉さんの瞳にはコミュ障を拗らせきったやべーオタクが映っていたことかと思います。
そんな一日でした。